KANESHICHI ORGANIC TEAの有機緑茶
about KANESHICHI ORGANIC TEA

 

KANESHICHI ORGANIC TEAは、カネ七畠山製茶で長年にわたり製造してきた数々のお茶の中から厳選した100%京都府産の有機緑茶のみを扱うラインです。
お茶席向けの高級抹茶から、日常使いとして気軽にご愛飲いただける様々な種類の茶まで、幅広く取り揃えております。

 

 

KANESHICHI ORGANIC TEAこだわりの有機緑茶製造

ー元来の宇治茶を世界へー

宝暦元年(1751年)創業の京都市伏見にある株式会社カネ七畠山製茶は、有機緑茶をメインに扱う製造卸メーカーです。
我々は二百年以上に渡る伝統と歴史を守りながら、上質なお茶作りに精進を重ねてまいりました。

そんな日々の茶作りの中で、茶本来の味わいとは何かを常日頃考えてきました。
世の中の主流である非有機ではなく、約800年前に日本・そしてこの京都に伝わった茶栽培において戦前まで行われていた有機栽培に興味を持ったのです。
そこで新たに京都府内の有機栽培の茶農家を探し出すことにしました。


そんな中、一人の有機栽培茶農家さんと出会い、直接話をしました。
「有機栽培茶が元来のお茶が持つ味わい。自分の子供や孫も安心して飲めるお茶が作りたいという一心で、戦前に続いていた健康に特化した安心安全無農薬のお茶を作っています」
そんな生産者さんの思いに共感し、試行錯誤しながらも協力し合い今日に至ります。

現在も茶に向き合う互いの職人魂が重なり合い、現在は京都府内の契約農家さんと共に茶作りに勤しんでいます。

 

 

葦簀を使う

KANESHICHIのパッケージに入っている縦縞の模様は、元来から抹茶の原料となる磌茶や玉露などの繊細な茶を栽培する際に用いる「本簾(ほんず)栽培」を連想させる、葦(わら)で編んだ覆い「葦簀(よしず)」をモチーフにしました。
茶の栽培と言えば燦々と光輝く太陽の元で育つ茶畑をイメージしますが、KANESHICHI ORGANIC TEAの有機緑茶は、その多くが太陽の光を遮る覆下茶園の製法で栽培されています(現在は、藁ではない寒冷紗という覆いが使われています)。

 

 

覆下茶園について

覆下茶園とは、新芽の生育中、茶園を遮光資材(寒冷紗)で被覆し、一定期間(20~30日)光を遮って育てる栽培方法です。光を遮ることで、鮮緑色と独特の芳香やまろやかな旨味や甘味のある茶になります。
茶の根で育った旨味成分のテアニンが茶葉に送られ、茶葉が光合成を行うことによりカテキンに生まれ変わりますが、覆下茶園は光合成を遮ることで旨味成分のテアニンがそのまま蓄積され旨味や甘味が楽しめるのです。